さいとう皮膚科

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帯状疱疹ワクチン(シングリックス®︎)

帯状疱疹は、多くの人が子供の時に感染する『水ぼうそう』のウイルスが原因で起こります。加齢などによる免疫力の低下が発症の原因で、疲労やストレスなども発症のきっかけになります。特に50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症すると言われています。

帯状疱疹は軽症で済むこともありますが、重症化すると3ヶ月以上痛みが続くことがある帯状疱疹後神経痛(PHN)や、眼や耳の神経が障害されると視力障害やめまい、耳鳴り、難聴などの合併症が見られます。

 

帯状疱疹ワクチンは、帯状疱疹の発症を抑え、PHNやその他の合併症を防ぐ効果が期待できます。

・当院は、不活化ワクチン(シングリックス)のみの接種となります。

50歳以上の方は予防接種を受けることが可能です。

免疫機能の低下している方・免疫不全の方・発症リスクのある方は、18歳から49歳での投与可能です。

・注射は筋肉注射となります。

2回接種が必要です。

・副反応は、接種部位の疼痛・発赤・腫脹、筋肉痛・疲労・頭痛・悪寒などがあります。

・シングリックスは免疫が低下している方にも接種ができ、予防効果・持続期間が長いと報告されています。

・料金は、23000円/回×2回

 

*令和6年帯状疱疹予防接種に係る費用の一部助成が、R6年4月22日〜R7年12月27日に開始されます。
ご希望がありましたら、診察時にお伝えいただくか、電話でお問い合わせください。

 

手掌・腋窩多汗症の治療について

多汗症とは、手のひら・ワキ・足の裏・顔・頭部などの限局した部位に多量に発汗が見られる病気です。
多汗症は、小学校くらいの比較的若い時期から自覚することがあると言われており、学校生活や社会生活上のさまざまな場面で生活の質や労働生産率を低下させる要因となっています。
また、多汗症の自覚があっても治療を受けていない人や治療継続している人が少ないのが現状です。

当院では、
ワキ汗の薬として
『エクロックゲル』

『ラピフォートワイプ』

手汗の薬として
『アポハイドローション』

で治療できます。

就寝前にワキや手のひらに薬を外用し、手掌は翌朝水で流していただきます。継続的に使用することで汗の発生を抑えることができるお薬です。副作用として、外用した部位の痒みや赤み・眼がぼやける・口が乾く・外用した部位以外の発汗が多くなる。などがあります。

多汗症があるかもと感じている方は、一度受診をお勧めします。
当院で対応が難しい多汗症は、総合病院や大学病院へご紹介させていただきます。

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